web&プロフィールライターの増田有香です。
今日は事例の紹介をします。
ライターをどうやって活用していいか? ということは、
あまり皆さんピンとこないようで、
「私、取材されるような実績がまだないから…」
と言われることもあります。
でも、文章があるところにライターの仕事あり!
ということで、今回は先輩のデザイナーさんから、
「新聞広告用の文章チェック」というお仕事をいただいた件で、
発信します。
1.新聞広告のコツは、動線と、
「読んでためになる」情報があること。
今回ご依頼くださったのは、エリアウェブの伊藤さん。
最近はホームページの活用法の講座もされています。
その名も「問い合わせゼロから、集客ホームページに変える7つのルール」。
伊藤さんによる無料診断付きの、受講料無料の有り難い講座。
商工会などでも活躍されている伊藤さんですが、
「毎日新聞さんで広告を出すことになって」とのご相談。
広告というものは簡単に言えば「買ってもらう」ためのもの。
それにはゴールへ向うための動線が必要ですが、
伊藤さんはデザイナーさんなので、それはOK。
テレビなどではビフォーアフタ-を出したり、
「1分に20個売れる!」みたいなのも効果的かもしれませんが、
今回は新聞。
ネットで情報を得る人が多い中で、新聞広告に目を通す人は、
「読んでためになった、自分の仕事や生活のヒントになった」
ということをお望み。
ですから、いかにも広告という感じがすると、読み手も引いてしまいます。
ということで、伊藤さんと何度か方向性を話しあい、
また、伊藤さんご自身も打ち出し方を専門の方に訊いたりと研究され、
デザインも含めて、たたき台を作ってくれました。
2.文字内におさめるだけでなく、
読み終わってもらえる構成も大切
伊藤さんの文章はすでに完成に近かったので、
私は順番を変えたり、
より「誰でもわかる」言葉に置き換えたり、
「webに詳しい人じゃなくても読める」
ということを心がけ、添削をさせていただきました。
そしてできあがったのがこちらです。
今回は、サイトを作ったことで結果が出た事例として、
奥さまでもある、あずささんの起業のお話と、
彼女が考案した五色ダイエットというメソッドについて、
「食べて痩せる」というLINE無料講座をするご案内も掲載。
動線がしっかりしているので、「気になったら登録」ができます。
新聞や雑誌などの紙媒体は、やり直しが絶対にききません。
そして「ここからここまで」という絶対的な枠があり、
1文字たりとも、はみ出してはいけません。
そういう面では、webより難しく、決められた中に情報を入れ、
はみ出てしまったのなら、どれを削るか取捨選択することが求められます。
その上今回のようにある程度の長さがある場合は、
最後まで読んでもらえるために、
情報だけを追うわけではない「読み物」としての面も必要です。
これは、普段書き慣れていない人には難しい作業かなと思います。
今回のように、ある程度書いていただいてもいいですし、
「これとこれを入れたい」というご要望を伺えば、
起承転結を付け、平坦にならない文章を作成します。
もし広告の文章で「削れない」「まとまらない」ということがあれば、
そういう時も、ライターを頼ってみてくださいね。
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