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いやあねえ、数字に弱いという思い込みは私の思い込みだけではなく、
本当に弱かったんですよ苦笑
昨年、年末ということで忙しいのもあったのですが、
いったんお休みして仕切り直し。
とにかく覚えることが多かったし、右を見ても左を見てもわからない。
先生にお願いしてお休みをしていました。
先生は優しいので「誰でもそうですよ。1回で理解できた人は一人もいません!」
とおっしゃってくださり、私も時間が経ったお陰で、新しい気持ちでまた学び直しております。
というわけでレポ!
1.四季報にはこんなデータが載っている!
今日は四季報の見方について。
わが家では父が株をやっていたので、小さいときから分厚い四季報が家にありました。
夏休みになると、延々とラジオで株価を聞きながら、四季報をペラペラめくっていた父。
決して数字に強いわけではないのですが、本も勉強も好きな人なので、単純に楽しかったのかも。
というわけで、私も買いました。バーン!!
最近の四季報は、ワイド版もあるの。小さいのとは1000円違う。
タカさんいわく「老眼気になってるなら、大きい方がいいよ」
とのことで、大枚はたいて(といっても3000円ですが…)購入。
いやあおっしゃる通り見やすいこと!
この四季報、さらっと読むわけではやはりわからなくて、
何でもそうですが「使い方」があるんですって。
というわけで、まずは冒頭にある「3分でわかる四季報の見方」を見るのが初心者のマスト。
実際の四季報にはブロックごとに区切ってある「見方」が指南してありますが、
こんなことまでわかるんです。
・どんな会社であり、どんな歴史があるのか
・社員数と年収
・本業以外で儲ける手段を持っているか
・年に何回配当があるのか
・株を持っているのは誰か
・現金はちゃんと持っているのか
最後はチャートなんですが、これは難しいからパス(笑)
私が気になったのは、社員数と平均年収。
「たくさん働いてそうだけど、意外と正社員少ないな」とか、
「労働時間が長そうなのに、給料ひくっ!」とか。
いちいちツッコミいれながら見ると面白いし、「なんかこの会社ブラックっぽいな」っていうのも肌で感じられます。
2.巻頭の特集も見よう!
次に見たいのが巻頭。
何となくですが、初心者は「どうせ見てもわからないし」と飛ばしてしまいがちな特集。
でもこれ、じっくり見ていくと面白いんです。
例えば、「業種別業績展望」というのは、業種により株の特色があります。
たぶん商品の単価があると思いますが、必ずしも営業利益が高い=いい会社ではないし、
その逆も言える。
例えば、PERというのが高い=なんとなく儲かりそうな株、
という見方はできますが、
タカ先生の「推し活に例えると…」というのがものすごくわかりやすかった!
株の世界では、あまり人気のない株を安く買ったところ、
その後株価が上昇し、配当金もアップ。わーい儲かった!
というのが理想かもしれませんが…
これがもし推し活だったとしましょう。
地下アイドルの中にお気に入りの子を見つけて、応援していたところ、
どんどんファンが増えて、とうとう武道館でライブ決定!
そんな時「応援していたあの子が大きな舞台でライブできるようになって嬉しい」
と思うのか、
「寂しいなあ~目の前で見ていて、しゃべったりチェキ撮れてた方が楽しかった」
と思うのかは、人それぞれ。
私が教わっている株式講座では「数字ではなく、会社を見る」というのを基本としているので、
やはり応援できる会社の株を買いたい。
続く「前号比営業利益増額率ランキング」でも言えるのですが、
じゃあPERがめちゃくちゃ高いし、増額率も170%として今号1位を取った、
松屋HDを応援したいか、といわれると私はしたくないなと思います。
地下アイドルを追っかけるのか、ドームのアーティストを推すのか。
「売れていることと、応援することは、また別」ということなんでしょうね。
この「前号比営業~」については「おお!すごい延び率!」
と思ったとしても、これはあくまでも「前号比」なので、そこも注意が必要とのことでした。
3、株価がめちゃ上がってるのに、景気の良さを感じない理由
これは今回絶対先生に質問しようと思っていたこと。
実に簡単で「日本の株はずっと優秀だったのに、誰も買わなかった。
それを外国の投資家が『日本の株いいじゃん』と買い始めた」
から起こっているそう。
つまり、株を買う人は増えているけれど、それは投資家の人たちが、
ガツンと買っているから、株価が上がっているだけのことで、
30年前のバブル時とは、勝手が違うということですよね。
先生はいつもおっしゃいます。
「株は誰でも買える。難しくない。
ちゃんと見極めていれば、下がったときにおろおろしない。
優良株なら、ちゃんと上がっていくから、応援しよう」
ということをおっしゃいます。
そして、正解はないとも。
すべては自己責任なんですよね。
だからこそ、見た目の数字に踊らされないで、ちゃんと「その会社」を見ていく。
そんなことも、いつも教わっています。
4.番外編!面白株主優待
今回(だけなのか、毎号なのかがわからない初心者でごめんなさい)、
株主優待が巻末にすべて載っていたので、面白いから見ていました。
気がつけば1時間経ってた…株優、本当に面白い!
大半はクオカード、またはお米が多いのですが、
面白そうな株優を見つけたので、私の個人的見解でご紹介。
【1】重要な商材だけど! 苗と種
こちらは「サカタのタネ」の株主優待。
100株の購入でカタログ商品の中から持ち株別に好きなものが選べるみたい。
たぶん苗とかタネだよね…笑
また、大阪ガス系列のガス工事とか、セキスイハイムの住宅や建築に携わる、美樹工業さんの株優は、
なんと「豆苗、ブロッコリーの新芽、かいわれ大根などの野菜」とある。
なんでだ???
【2】幅広い優待グッズ、東建コーポレーション
かなりの幅を取り、紹介していたのがこちら。
ざっとあげると(持ち株により異なりますが…アイテムだけ)
・新米
・ミネラルウォーター
・多度カントリークラブ優待券
・ホテル優待券
・ホームメイトカップ入場券
・アパートマンションの工事請負した際のグレードアップ
・仲介手数料の割引
幅広すぎる!!
【3】やはり嬉しい食品業界の株優
父がよくいただくのがコレ。なんかしらもらってるよなあ。例えば
自社商品詰め合わせ(ブルボン、カンロ、山崎パン、COMO、ヤクルト…などなど)
特にあんこ好きの私は、地元とあって井村屋の和菓子詰め合わせが欲しいぞ。
プリマ、日本、丸大などのハムも捨てがたい。
【4】変わり種!こんな株優
面白かったのが
・スタジオアリス…株主写真撮影券
これは、家族はだめなのかなあ、株主じゃないとダメ?
・フェスタリアホールディングス…自社オリジナルジュエリー
会社詳細には「婚礼」という文字がたくさん見えるのだが、
このジュエリーはダイヤモンド使ったりしてるの?どんなデザインなんだろう…株主は見られるんだよね…(株主でもないのに不安がいっぱい)
・アートグリーン…ミディ胡蝶蘭1鉢
こちら、1行でシンプルにまとめてあり、なんだか好感が持てました。
会社詳細には、6割が胡蝶蘭をしめているとのこと。
毎年胡蝶蘭をもらうのも、なかなか心の贅沢って感じもしないでもないです。
そんなわけで、「やはり実践」ということから、まだわからないママではあるモノの、
「数字ではなく会社を見る」をテーマに、次回、いよいよ口座開設!
私の場合は「普通預金とか定期に置いておくよりはまし」という気持ちで始めるので、
世の中のことを、少しずつ学んで数字にちいとは強くなればと思っております。