「円高ドル安」と聞いて、「じゃあ海外旅行に行こう!」なのか「じゃあしばらく日本にいよう」なのか、
「なんとなく」でしかわからない、本当に数字に弱すぎる私。
以前質屋さんの仕事をしていた時も、お金に弱すぎて
「ちょっと増田さんいいカモですよ」とたしなめられる始末。
これでもね、祖父は証券会社に勤めていたんです。
そして息子である父は、私が小さい頃から株をやっており、私はお金を払って映画を見たことはありません。
まあ、株主優待がメインの堅実な買い方をしていますが、
バブルの時はポーンとグランドピアノ買ってくれたほど。
そんな父に「大きくなったら株を教えてやる」と言われたものの、全く興味もわかず、
進められた簿記検定ですら、「貸借対照表」を見ただけで白目に。
でもね、こんなことではあかんのですよ。
銀行にお金を入れておいたら大丈夫、っていう時代が過ぎたことくらいはわかる。
しかも、うまくお金を作っている人は、ちゃんと勉強している。
ということで、前置きが長くなりましたが、
FPの北村尊さんにがっつりお金のことを教わることを決意しました。
タカさんとは心理学の勉強会でご一緒し、その後、プロフィールのご依頼をいただき、
これまでの道のりを伺う中で「信用できる」と思いました。
ずっと学ぼう学ぼうと思い、タカさんの公式LINEで知る講座に出るもちんぷんかんぷん。
ようやくお尻に火が点き、学びはじめました。
今日はそのレポの1回目。
1.そもそもお金はなんのためにあるの?
まずびっくりしたのが、やり方ではなく「考え方」「哲学」を教えてくれたこと。
お金って、そもそもどういう存在なの?
なんのためにあるの?
そんなところから考えます。
今回、勉強に来たのはなぜですか?と問われ
「そんなん儲けるためだわさ!」と心の中で名古屋弁で絶叫した私は不正解。
そもそも着眼点が違っています。
お金とは、儲けるとかためるとか増やすことが目的ではなく
「何かを成し遂げる手段」なんですよね。
「お金が欲しい!欲しい!」と意味なく言うのもお金の奴隷だし、
「お金のことばかり考えるのは下品」と言うのも、同じくお金の奴隷。
お金があれば、選択肢が増える。
選択肢が増えれば、自由も増える。
だって、お金がないと、仙台へのライブ遠征も「深夜バス一択」ですが、
お金があれば、東北新幹線に乗ろうとか、飛行機でびゅーんも選べる。
もちろん「バス旅してみよ~」と、深夜バスに乗ることも。
ああ、わかりやすいライブ算。
でもこれは、人生においての心のゆとりだと、私は思いました。
2,君たちは、なんのために稼ぐ?笑
宮崎駿さんリスペクトではないですが…笑
むしろ「トトロ」しか見ていないのですが、
私たちは、なんのためにお金を稼ぐのでしょう。
単に貯金通帳の数字を増やすため?
そうじゃないですよね、たぶん。
それだと虚しいし寂しいし、疲れる。
「誰かのためになっている」「社会に貢献している」という思いがあるから、
働くことに喜びを見出せるわけです。
ですから、お金を稼ぎ続けるためには、自分が大事。
体力的なものだけでなく、スキルアップすることも、そして心も。
心が壊れたら、結局身体にもガタが来て、一定期間働けなくなり、結局マイナスになる(それは2020年コロナ直前の私…)
そして、人様も大事。いわゆる「利他の精神」。
信頼できる人や力になってあげたい人の仕事をする。
「もらった以上のことをしよう」という気持ちになれる人とだけ、仕事をする。
これは会社員では難しいかもしれないけれど、自営業ならできますよね。
3,お金を考えることは、人生を考えること
と、ここまでレポートを書いていて気づいたのは、
「お金を考えることって、実は、人生を考えることじゃないか?」ということ。
将来を憂いてひたすら貯める人もいるだろうけど、今の生活が楽しくなければ意味がない。
そして、仕事も単に稼ぐだけでは、人としてのやりがいや生きがいも感じない。
お互い「いいものにしましょう」と心が通じ合い、お互いが気持ちよく働ける環境、人間関係。
どれもどれも人生と同じ~~
タカさんによれば、株でどうこう言うよりも、こうした軸が大切とのこと。
まあ、実際、学んだ皆さんは着実に増やしているそうですが(笑)。
あと、改めて知ったのは、「株を買うということは、株主になること」。
もしトヨタの株主になったら、ミッドランドも私のものってことね(笑)。
以前、タカさんの株式講座を受けた時、
株主になるというのは儲けることではなく、その会社の一員のような存在になることかな、と思ったので、
「株主になるって、推し活みたいなもんですか~」
とのんきに訊ねたのですが、
「う~ん、推し活というより、車に相乗りさせてくださいって感じですね」
というお答え。
自分が投じたお金が、何に使われ、どう運用され、どう分配されているか、
それをちゃんと紐解き、自分の言葉で説明できるようになれば、投資へのGoサインだそう。
そして「1日でも早くやる」ということも大事(ああ、つくづく仕事と同じだよ)。
とはいえ、「株で溶かした~」というのは極端な例で、
誰にでも「初めて」はあるのだし、ちゃんと学べば恐いことはないとのこと。
例えばレースに出ようと思った時、いきなり時速300kmのレース仕様の車に乗るのではなく
「ま、鈴鹿サーキットでゴーカートから始めようか」みたいな感じ。
そして、野球に例えるなら、株に見逃し三振はないので、
「自分に合う球」をずっと待ち続ければいい、ということも聞きました。
日本は株に対しての意識が薄かったり、逆に極端になりすぎたり、
うまく経済がまわっていないことも、タカさんは案じていました。
私は、お金のことも全然知らなから勉強したかったし
「このお金を置いておくよりは、投資して増やそう(タカ先生哲学全然聞いてない笑)」という思もあったし、
何より、四季報の解説を聞いていると
「日本に、こんな会社があったんだな~」とか
「こんなニッチな世界で、業界シェア9割なんて!」
という驚きがあったので、世の中のことを知るためにも、今回勉強しておこうと思いました。
最近は、日本でも「清貧」などといわず、お金の教育をしようという動きがあり、
家庭科の授業で株式投資はいいですよ~みたいなこともやっているそう。
でも!それは落とし穴になる場合も。
もし、株式投資していない人が教えていたら?
株式投資は0歳でも親の許可があればできるので、とんでもない買い方をしたり、詐欺に遭う可能性も。
そんな心配も、タカ先生はされていました。
というわけで、脈略もほぼなく、長いレポを書いてきましたが、これが素直な感想。
あと7回続きます~
お金の計算が全くできないライター、さてさてどうなることか。
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