6月より携わらせてもらいました、矢作産業様のサイトが完成いたしました。
皆様は、自動車業界において「試作」という分野があることをご存知でしょうか?
矢作産業さんは、この分野で50年以上活躍されている企業さんです。
「試作」という特別な分野での車づくり
愛知県といえばものづくりの国。
そしてトヨタのお膝元であり、関連企業はたくさんありますが、
これまで私は「試作」という分野があることを知りませんでした。
印象としては、失礼ながら「テレビなどで見る、バーンとぶつかってぐしゃっとなる車を作る」
というものでしたが、これが全く違います。
詳しくはサイトを見ていただきたいのですが、
実はお客様(主にトヨタさん)で新車を製作する際、
その設計に基づいた車を何十台も作り、そして壊し、実際にその通りに動くか、
悪路や寒冷地などでも、ドライバーの安全を守れるかどうか、徹底的に実験するための車を作るのです。
私が一番感動したのは「雨粒の流れも設計どおり再現できるのか」というところでした。
実験車・試作車は、まさに縁の下の力持ち
確かに、世の中には出ない仕事です。
でもこういう「縁の下の力持ち」の仕事があってこそ、
私たちのカーライフは安全かつ楽しいものになります。
実際に工場見学もさせていただきましたが、ひとつの部品に対しての測定も、
1週間をかけていろいろな面から調査するとのこと。
本当に骨の折れる、そして技術の必要な仕事だと思いました。
今回、社員の皆さんの協力が半端なく、本当にお世話になりました。
「みんなのお陰で作ることができたサイト」という気持ちです。
「いいものを作る」という同じ目標に向かって
リクルートサイトの方では、インタビューもたくさん行いました。
中でも「矢作のいいところ、教えて!」というミーティングに対しては、
大半の方が「雰囲気がいい」「居心地がいい」と言われていて、
総務の女性は「私、推し活しているので、休みが取りやすくて助かります」と言われていたのが印象的でした(個人的すぎ…)。
今回は、アイウィル株式会社の、柳沢美奈子さんがブランディングプロデューサーとして仕切ってくださり、
私は取材と執筆に専念でき、とても助かりました。
なにより、楽しかったです。
こうして、1つの企業さんにしっかりと向き合え、周りの方が協力的な中で制作できることは、本当に幸せだなと思います。
お客さんとか上下とか関係なく、同じ方向に向かって「いいものを作ろう」「伝わるようにしよう」
と思えるのって、嬉しいですね。
今回はサイトの他にも「チャレンジYAHAGI」として、
なんとあの!鈴鹿八耐で初めてバイクのガソリンタンクを製作し、見事完走したという素晴らしい実績も!
とても壮大なストーリーですので、よろしければこちらもご覧ください。
というわけで、最後になりましたがこちらがサイトです。
よろしくお願いいたします。
・矢作産業様 公式サイト
・矢作産業様 リクルートサイト
・「チャレンジYAHAGI」