今朝Twitterを見ていたら
「mixi」がトレンド入りしていました。
私はTwitterはもっぱら読むだけですが、実はmixiまだ使ってます(笑)。
調べたところ、今はこんなロゴになってました!
ちなみに昔はコチラ。
私にはこちらのほうがなじみがありますし、
現在もアカウントの方ではこちらが使われていました。
どうやらRTを読んでいくと、この騒動は
「なぜかアカウントが凍結されたこと」
が発端らしく、もっと遡ると、
Twitterがそろそろ破綻するので、
今後の居場所をどこにするか…ということにありました。
そして、
「やはりmixiは日本発祥だから、
結局一番安心安全なのでは?」という声や、
「SNSって同じ価値観を持つ離れた人を繋ぐものだから、
ニッチなコミュニティがたくさんあるmixiは最強」
という声がありました。
これには私も納得。
ニッチな趣味を語る仲間が欲しければ
絶対mixiがオススメ!
ということで、mixiの歴史を振り返って、
あまりにもたくさんのことを教わったなと思い、
それを発表しながら、
「こういう関係性も作れるかもよ」
というご提案をしていきたいと思います。
※決して回し者ではございません。
1.子育て時代に何度となく励まされた
私は高齢出産です。
そのため体力の奪われ方は恐らく著しく、
しかも産科がガチガチの桶谷式(絶対母乳)。
3時間おきに必ず起きることを死守していました。
もともと体力ない、豆腐メンタルの心配性。
そんな私は毎日おろおろ…。
よく「子どもをほかっておいてスマホを見るお母さん」
が、話題になっていますが、
あれ、たぶん「社会と繋がろう」としていると思うんです。
もちろん、私の子育て時代はスマホも初期で、
コンテンツもアプリも限られたもので、
LINEなんて当然なく、社会と繋がる<依存かもしれませんが、
少なくとも私は「とにかく外の空気にふれたい」
という一心で、ずっとmixiを見ていました。
その時も今も、友達の数はなんと15人ですが、
mixiにはコミュニティがあり、
私が当時入っていた、ある子育てコミュには、
いろいろな人が時間構わずつぶやいていました。
眠れない、子どもが泣き止まない、辛い、しんどい…。
顔も名前も住む場所も知らない人と
「私もそうだよ」と話すことで、何度も救われたし、
そこを卒業した方からの
「あと○ヶ月の辛抱だよ」という言葉には、
涙が出るほど感謝しました。
乳児の時期って短いからこそ、
1ヶ月の差で、悩みが全然違う。
なので私も励まされた分、
「私もその時はこうだったけど、今はこうだよ」
ということを置き土産にしていました。
また件のように母乳のコミュニティでは、
「寝ながら飲ませるな」「虫歯になる」
という声が辛いという悩みがどしどし寄せられ、
おっぱいを死んでも話さない勢いの娘に悩む私に
「母乳は1歳までと言っているのは日本だけ。
WHOでも10歳まで飲んでる国があるんだよ~」
と言ってくれたお母さん。
その後趣味が合うことがわかり、
好きなドラマのDVDを送り合ったことも。
当時からメンターがいた私ですが、
その先生からも
「有香さんが夜中にログインしている様子を見て、
子育て頑張ってるなって、私も安心してるんですよ」
と言っていただいたり。
かなり前から「キラキラネーム断絶の会」に入っていたので、
見事シワシワネームを付けられたのも、mixiのお陰です(笑)
2.推し活のはじまりはmixiから!
mixiを語る上で絶対外せないのが推し活。
そう、私が本格的に推し活を始めたのは2014年の秋。
テレビに出まくっているバンドではなかったので、
まずmixiでファンを調べ、
昔から知っているという方と、
数人やりとりをしました。
同じミュージシャンでも
「この曲の頃が最高」「このアルバムが最強」
と、コミュニティも事細かに分かれているので、
顔ファン、声ファン、曲ファン、いつからのファンか
というのが細分化されているので、
自分に刺さる人と知り合うことができました。
私は東京の方と福岡の方と知り合いましたが、
東京の方は、かなり初期からのファンの方で、
当時の伝説をいろいろ教えてくれました。
また、当初1人で移動なんて考えられなかった私に
「遠征だっていつか行ける様になるよ。
私も実は苦手で、途中で帰って泣いた時もある。
でも、チケット取ってみることが大事だから」
と励ましてくれたことも。
その後私は日本中どこでも1人で行ける様に。
もちろん彼女とも、年末恒例の東京のライブでは、
その1年の無事を確かめ合っています。
また福岡の友達とは、DM経由でたくさん語り合いました。
ある時、福岡の次の日に名古屋で開催するイベント(いわゆるファンミ)があり、
当日、速報として福岡での状況を事細かにメールしてくれ、
「こうやってやるといい!」というアドバイスをくれたことから、
私は寝ずに戦略を立て、見事特別なファンサをいただきました。
いやあ~いい思い出だなあ。
彼女とはその後福岡で実際にお会いし、
今はLINEでメッセージのやりとりをする仲です。
「会うことはないから」と始まった関係だけど、
お二人とも、私にはなくてはならない存在で、
ニッチな推し活だからこそ共有できる感覚や心情があり、
それを吐露できる人とは、やはりTwitterでは会えなかったと思います。
余談ですが、クレイジーケンバンドのコミュで知り合ったおじさんからは、
フリーのライブの時に
「いいからこっちおいでよ!」と最前に誘ってもらったこともあります(笑)
3.熱闘・箱根駅伝!
名前も知らぬ人と毎年正月を過ごす
3つ目も、同じコミュニティの話ですが、
10年以上、箱根駅伝の実況だけは、
mixiを使っています。
集まっているのは、10人に満たないほど。
でもみんな、HNだけは知っていて、
「この人こういうこと言うよな~」という傾向がわかる。
もちろんTwitterや2ちゃん(現5ちゃんねる)でも実況はできますが、
mixiはとにかくゆるく、
実況といっても会話がずらーっと並ばず、
その時間の経過状況から
「実際にテレビにかじりつきながら会話をしている」
という独特の空気感がとても心地よい。
毎年「今ドキmixi使うか?」
と思うのですが、年末あたりからコミュがざわつき、
1/2の早朝に「あけましておめでとうございます!」
と挨拶をしあい、その後また364日後まで会わないという
かなり特別な関係なのですが、
集まる人がいつも同じなので、
なぜか安心するのです。
こんな感じのゆるさなので、
炎上なんてほぼしないし、安心安全。
こんなニッチなコミュに集まるくらいなので、
皆さんの知識は半端なく、
今年の5000mの記録はどっちが上だったとか、
この選手はどこどこに就職決まってるとか、
さらーっと入る情報にヲタ度がわかり、
その専門性も楽しいのであります。
というわけでmixiを語ってきましたが、
今(2/3 16:40現在)ツイートは26.4K。
かなりの数ですね。
過日、舞いあがれについて書いた時に、
リンクを貼ったところ流動があったので、今回も貼りましたが、
長文にお付き合いくださり、ありがとうございました。
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