プロフィール&webライターの増田有香です。
過日、横浜でイベントをさせてもらったのですが、
実はそれ以前に、なんと同業者であるライターさんから、
「受けたいのですが」というお話をいただきました。
私はとても小心者なので「同業者」と聞くと胃がきゅっとなります(苦笑)
どう思われるんだろう…とか、相手によっては「もしやスパイ」などと、
心の狭い一面もあります。
でも反対の立場で、もしライターさんに何かを頼むとしたら、
その人の実力を知っているからこそ頼むし、
「同じライターとして、こういう面が自分より優れている」
と認めているからこそ、勇気を振り絞るんですよね。
ご依頼くださったのは「ココロエ.」の代表、曽田繭子さんです。
話をしていたら、文章を習った先生が同じでした! これもご縁。
読書感想分の代筆を50件!
&元書店員という肩書きにビックリ
私が曽田さんに緊張してしまったのは2つのところ。
タイトルどおり、高校生時代、読書感想文の代筆をしていたこと。
スマホばかりかケータイもない時代、口コミでそれは広がり、
なんと、バイト先である某国立大近くのコンビニでもさらに広がり、
高校生ながら大学生のレポートの代筆のバイトをしていたそう。
もうそこで私は「な、なんてすごいの!」と白旗…
さらに、元書店員という肩書きにも驚き。
しかも10年近くされていたんです。
今よりもまだ書店が多かった頃ではありますが、
毎日紙媒体に触れているということは「どんな本が注目されているか」
というのを、情報を集めずして知ることができるわけです。
実地とか経験って本当に強く、身体にも頭にも残るので、
こりゃすごい人から頼まれちゃったわどうしよう~って感じでした。
でも、お会いしたらとても素敵で、優しい方。
お互いバブル時代を経験しているので、どこから根明な部分もあり(笑)
「文章が好き、紙が好き」というところも全く同じで、
同業者・同世代ならではの話題で、時間なんて足りない!
すっかり話し込んでしまい「次回は東京で」という話になりました。
そしてアンケートをお送りする前に、ご感想をくださいました。
さすができるライターさんです。
以下、個人が特定できそうなところは省き、
一部抜粋しながら掲載いたします。
話を聞き出すのが自然
爽快で愉快な時間
綴屋
増⽥有⾹様
先⽇はコンサルレポート、ありがとうございました。
初対⾯、しかも zoom であれほど話したいことが溢れ出すとは思いませんでした。
爽快で愉快な時間になり、仕上げてくださったレポを読んでも、
さすがここまで話しながらも書き上げてくれるとは!
と読み進めていきました。
(お会いする前の気持ち)
きちんとしたライターの⽅は、私たちの共通の先生しか存じ上げなかったので、
増⽥さんがどんな⽅なのかを、 Facebook を通じて⼈物像を妄想していたのです。
・明るい、快活、笑顔が印象的
・ブログや発信は、「⾃分の⾔葉で書いている」←これはうらやましい限りです!
・フットワークが軽い
この3点でした。
最初にお誘いいただいた時(夏)から、
応募したいなーと思っていましたので、今回は本当にタイミングがバッチリでうれしかったです。
(お会いしてみて)
・印象通りの等⾝⼤の増⽥さんに会えた!
・話を聞く、引き出すのが⾃然で上⼿
・ストーリーテラーだ!
話をしながら、ずっと思っていました。
話しながらこれまでを整頓し、
要るものは再度入れ、不要なものは捨てる
(レポの感想)
私はよく、「⾃分の発する⾔葉を、最初に聞くのは⾃分」と思っていて、
お客様にもそうお伝えしています。
ですが、このレポって私の⼝からでた⾔葉なのに、
次の展開はどうだっけ?それで?どうなる?へー。そうなのか!
と、すごく⾯⽩い物語になっていたのですよ。
不思議な現象でしたし、こうやって⼈⽣を振り返るのは、すごく癒されます。
仕事が好きで、やりたいことはやってみようとしてきた⾃分の姿が浮かびます。
セブンイレブンで、廃棄のお弁当をもらって⾷い繋いだ専⾨学校時代。
(書店員になる前の)仕事で、地下の休憩室で泣いたこと。
調⼦に乗れなかったバブル全盛期に、⼒になってくれた恩⼈への深い感謝。
⾒えなかった裏切りと、そのときの⾃分のあり⽅への反省。
あの⽇に語らなかった⾊々な感情、
頭の中にあったものが、⼀回全部出てきたようでした。
出したら、丁寧に⼊れ直し、要らないと感じたものは忘れてみよう!
そんな整頓にもなりました。
(オススメポイント)
・書いてくれたレポの⾃分が、愛おしくなる
・これからどう変わっていくのか?その続きをまた読んでみたい(書いてほしい)
・このコンサルを受けた後の、 4 年後の私が見たい
忙しない年末年始が近づいているからこそ、こういう時間を持てたのが良かったです。
(所感について)
こんなにたくさんの⾔葉をもらえるとは、思ってもいませんでした。
鋭いです。
鋭いのですが、クライアントとなる⼈へのあたたかな愛情があるのですね。
⻑年ライターで腕を磨いてきた⽅の⾔葉は、⼼を揺さぶられるし、
⾏動を起こす速度も変わります。
そこに愛情があるのが、するすると話せた理由かもしれません。
(中略)
社交辞令は苦⼿なので、そのままストレートに書いてみました。
感想にしては長い!と⾃分に突っ込みつつ…
ぜひリアルでお会いしましょう。
こちらこそ、この度はありがとうございました。
ココロエ. 曽⽥繭⼦
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「抜粋で載せます」と曽田さんにはご了承をいただいたのですが、
やはりライターさんなので、褒め言葉も素晴らしく、
美しい表現をたくさんされていたので、それも読んで欲しくて、
こっぱずかしいのですが、掲載させていただきました。
曽田さん、こちらこそありがとうございました。
あの日、あの時、全然違う場所にいたのに、人生の後半で巡り会える…。
最近こういうことがとても多く、長生きして良かったなと思います(笑)
強みコンサルレポは「自分って頑張ってきたな、いい奴だな」
って思えるツールのひとつだと思っています。
褒めるのとっても得意なので、そんなご要望がある方は、ぜひお声がけくださいね。
コチラまでどうぞ。