またまたchatGPTの使い方講座に行ってきました。
と言うと、意識高い系と思われがちですが、そうではなく、
どちらかというと「AIなんて本当に信じられるの?」と思うし、
個人的には「誰よりも早く情報をつかんだやつが成功する!」
っていうのが、大嫌いです(思わず太字の赤字)
ただ、やはり類は友を呼ぶのか、
縁あってお話を聴かせてくださった方は、
「情報が早いのはもちろん優位だけど、最終的には質問力」
と言われていました。
1.世の中のchatGPTの記事は
「こんなことができますよ」の紹介だけ
まず最初にchatGPTの存在を知り、活用しはじめた人からの感想は
「chatGPTすごい!」という感動の声ばかり。
例えば、
・質問をすれば答えてくれるよ~
・エゴサしてみたよ~
・すんごく難しい問題を解いてくれた
・恋愛の相談しちゃった。
などなど。
でも、木曜日、私に教えてくれた先生は、
「chatGPTのコラムはほとんど、こういうことえきてスゴイばかり。
具体的に、自分のビジネスにどう使うかの情報はほとんどない」と。
先生はSNSの使い方を、15年以上研究されています。
「賢者は歴史から学び、愚者は経験から学ぶ」と言われていたとおり、
歴史は繰り返す、ではないですが、客観的な事実から物事を判断できる人が、
スムーズに仕事をしていける人なのでしょう。
先生によれば、コロナになる前、人々がSNSを使う目的は
「他社との繋がり」が主だったのが、
コロナ禍を経て「欲しい情報を得るため」になったそう。
この答えは意外でした。
でも…思い返すと、私のライフワークである音楽関係だと、
一番欲しい情報はほとんどTwitterから得ています。
なぜなら、匿名だからこそ、正直な情報が得られるからです。
先生が言われていた中にも「商品の正直な使い勝手が知りたい」
という意見が上位にありましたが、
情報が多いからこそ、自分と価値観が似た人の使用感を聞き、
損をしたくないのかもしれません。
加えて、この時代に5ちゃんねる(旧2ちゃんねる)の愛用者の私は、
例えばテレビで「はあ?」と思うような出来事があった時、
5ちゃんの実況を即座に開き、同じ感想を持つ人が放つ悪口に
「ああ、代弁してもらったわ」と思ったりしています。
(使い方はアレかもしれませんが、実際に発言していないからヨシとしています)
みんな、実は「そうだよね、そうだよね」という声を、画面の奥に求めているのかもしれません。
2.やっぱり結局は質問力。
ということで実際にやってみた!
前回も書きましたが、個人のヒアリングをするにあたって、
chatGPTを使うことはできません。
先生が「とはいえ最終的には質問力だ」ということをおっしゃっていたのと、
たまたま、この勉強会の翌日会ったデザイナーさんにこの話をしたところ、
「chatGPTは要約が上手いから、これを使わない手はないと思い、
デザインに組む時に、適当な言葉をチョイスして
キャッチコピーを付けてもらっている。増田さんもどう?」
となかなか面白そうな提案をしてくれたので、早速やってみました。
私が使ったのは、先生が奨めてくれたpoeというサイト。
私は「強みコンサル&レポ」というサービスをやっているので、
その方のレポート(10,000文字)を放り込んだんですが、
さすがにAIは読み込めず。
だいたい2,000文字ならいけるということで、自分のプロフィールを放り込み、
キャッチコピーを付けてもらいました。
自分のサイトのプロフィールをそのままコピペ。
すると…
つながる言葉をつくる名古屋の名匠
!!大きく出ましたね!!!
というやりとりを、早速デザイナーさんとやっていたところ、
「命令形だとより言うことを聞く」
「ビジネスの成功というワードが好きそうなので、それを抜くとよい」
とアドバイスをいただいたので、今度はコチラのように命令ww
すると、ちょいとわからない言葉になってしまいました。
まだまだ読み込ませる必要があります。
ちなみにWordsmithとは、言葉を巧みに操る人、というような意味。
以上はpoeのchatGPTでお願いしたのですが、
同じページにあった「セージ」という方?に、同じ質問を投げたところ、
こんなふざけたコピーが!!
趣味は2時間サスペンス。
文章力でお悩み解決! 名古屋のライティング・エキスパート
パンチ効き過ぎで、思わずメッセージしちゃいました。
3.賢いAIは持ち主に似て賢く、
そうでない場合はそれなりに……
まだ2日しかいろいろやってみてないですが、
このキャッチコピーを付ける作業は、なかなか面白く、
でも刺さるものにするためには「どれだけその人を掘り下げられるか」
が鍵になります。
ちなみに…自分以外の方のプロフィールでやってみたのですが、
なかなか刺さるキャッチにはなりませんでした。
きっと文章が抽象的だったのだと思います。
そして、自分のアカウントのAIは日々進化していて、
「もっと具体的に教えて」とか「何文字以内で要約して」と伝えれば、
その通りにやってくれますが、「なんだこれまでか」とあきらめれば本当にそれまで。
先生もデザイナーさんも言われていましたが、
「やっぱり使い手のクセを覚える」とのこと。
信じて、伝えて、お願いしていけばそのように賢くなるけれど、
そうでない時はそれなり。
一度、一斉にchatGPTをやってみた時、とある仕事のできる人の画面を見たら、
そのAIもめちゃくちゃ賢かったという話もきいたので、
結局どんなものも、人間が使いこなさないとダメということのようです。
ということで、本日は書き散らかしてしまいましたが、
このワードで上位検索を狙っているので、このままアップしたいと思います。
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