本日も実績集です。
地方のライターは「この分野なら得意!」というのではなく、
「どんな分野でも書ける」ということが必須になります。
東京のように「グルメライター」「美容ライター」など、
専門分野を作ってしまうと、間口が狭くなるのが理由です。
もっとも、私は最初に就いた編集部が、割と大きな雑誌を作っていたので、
朝イチで美容院、昼過ぎに飲食店2軒、夕方に学習塾、夜に葬儀屋さん…
なんてバラバラの業種の取材をこなしてきたので、
「専門」を設けてしまうと、仕事が来ないという理由もありました。
ということで、今回はどちらもお世話になっている方からのご紹介で、
「厨房機器の販売」をされている企業さんと、
「宮大工を礎とした建築業」を営む企業さんの、
実績をご紹介します。
飲食店の7割は3年以内に閉店!
だからこそ開店での経費は抑えたい
まずは、名古屋市にある「未来厨機」様のサイト。
タイトルにもあるように、飲食店というのは閉店する確率が高く、
初めて飲食店を開業する方にとっては、
非常にリスクが高く、よって初期費用を抑えたいという方が多いそう。
加えて、厨房機器は単価が高いため、
「中古で費用を抑えて、家具やリネンに予算を使いたい」
というご要望が多いと、代表はおっしゃっていました。
通常「店舗」というのは、売るものがあれば大丈夫ですが、
飲食店はそうはいきません。
必ず什器が必要になります。
おまけにこちらのお店は「ただ販売する」のではなく、
図面を見て動線も合わせてコーディネートが可能。
なるべく長く続けて欲しいため、
「お客さんが入らない動線や配置」を避けた設計をしているとのことでした。
こうしたお話から「厨房は飲食店の心臓」というキーワードを設定。
こちらは、丁度、東京日本橋に支店を出すとのことで、
東京の設計事務所やデザイン事務所へのアピールも兼ね、
代表の思いをまとめました。
地元密着・伝統工法の家づくり
宮大工として、日光東照宮にも関わる
こちらもご紹介でお話をいただいた、三重県・木曽岬町の竹内建設様。
地元密着で、分家として6代目が活躍されています。
これだけなら全国にたくさんの工務店さんがありますが、
なんとこちら、もともとは寺社建築をされていたんです。
私は母が三重県出身なので、母の地元の寺社の修理をされていたり、
施工事例を見るだけで、ワクワクしました。
また、プレカット(木材を決まった長さに切ること)をせず、
現場を見て対応するという、まさに職人の匠が生きている現場で、
特に寺社に関しては、工場を見せていただいたのですが、
凜とした空間の中に、本番で使う前に作るという、
緻密な模型も拝見し、それだけで有り難く背筋が伸びるようでした。
最近は寺社も維持が大変なようで、
こうした「日本の技」を活かし、件数は少なくとも、
唯一無二の「THE日本の家」というのを作っていきたいと、
真剣なまなざしで話してくださった、棟梁の姿がとてもかっこよかったです。
今後も、企業様や個人様の実績や「お客様の声」を定期的に掲載していきます。
よろしければこちらもご覧ください。