交流会やランチ会などでライターと名乗ると、
「へえ~かっこいいですね!」
「私、ライターやっている人、初めて見ました」
と言っていただきます。
ちょっと嬉しくはなったりするのですが、次の言葉は、
「でも私、芸能人じゃないからライターさんに頼むことなんてないの~」
「自分の仕事で、ライターをどう活用するかわからない」
そんな私が声を大にして言いたいのは
「文章あるところにライターあり」
どんなものでも、文章が必要な場面で、充分お役に立てると思っております!!
一度ライターを頼むと、とても楽なので継続してくださる方は多く、
今日事例としてご紹介する、ヘアサロンSUNNYの南玖美さんとは、もう5年以上のお付き合い。
やりとりを見ていただきながら、完成品がどうなったのか実際にご紹介します。
ライターを頼むメリットその①
箇条書きで出せば文章になる!
玖美さんは2ヶ月に1回、お店の営業日やキャンペーンの情報とともに、
玖美さんの「お伝えしたい独り言」と、スタッフさんのお人柄がわかるコーナーを作り、
お客様とのコミュニケーションツールとして、ニュースレターを発行されています。
前回、玖美さんからいただいた情報がコチラ
こういう感じで、玖美さんが「伝えたいこと」を箇条書きにして送ってくださいます。
もう少し掘り下げたい場合はメッセンジャーで質問をしますが、今回はこのまま。
そしてできたレターがこちらです。
玖美さんは長年お付きあいのある印刷屋さんで、こちらを印刷されているので、
私がデザインをしたわけではないのですが、箇条書きを「語ったもの」
として、玖美さんのお人柄も加えて、毎回仕上げています。
箇条書きが「語った様に仕上がる」というのは、ライターに頼むメリットの大きな要素です。
ライターに頼むメリットその②
枠内に収める&時間の短縮
玖美さんが私に頼んでくださった時は、ちょうど彼女は新事業の準備中。
でもお店のレターも書きたいし、事業に集中すると考えられないし、
何より、「文章をまとめたり、決められた枠内に収める時間がない!」
というものでした。
心理的にもゆとりがない上に、作業的に時間がかかってしまう戸、
誰でも、集中すべき時に集中できませんよね。
これは、本当にライターの一番いい使い方だと思います。
玖美さんのように紙で何かを発信する場合は、ブログのように
「どれだけ長くても大丈夫だし、短くても大丈夫」
が通用しません。
文字を小さくしたり、デザインを変えたりする方法もありですが、
読み手としては「あれ、今回字が小さいから読みづらいわ」
なんてことになるかもしれません。
この「スペース内に収める」ということが、
一般の人にはできなくて、ライターにはできること。
もっと言えば「削る」という技術があってこそ、ライターといえます。
何度も書いていますが、メール→ブログ→SNSという文化が移行発展する中で、
文章に触れる機会が増え、だいたいの人は文章が書けるようになりました。
ブログも元は日記のようなもの。
ひたすら書けばいいし、長く書けば検索にひっかかる、なんて嬉しいこともあります。
でも!
声を大にして言いたい!
削ることが、一番技術が要るんです!!。
はっきり言います。
ダラダラと自分の好きなことを書くなら、誰でも書けます。
でも要点をまとめながら、言いたいことを選別し、
不要なことはなくしたり省略しながら、
ブログを書いている人がどれだけいるでしょうか?
つまり、ぎゅっと凝縮した文章が書けること。
それが、ライターとしての腕の見せ所なんです。
ライターを使うメリットその③
マンネリ化の脱却!
このレター、裏面には
・髪にいい旬の食材を使った「オススメレシピ」
・スタッフのお人なりがわかり、話題も作れる「スタッフ紹介」
(9月配布の回は、~わが家の防犯対策~でした)
・今さら聞けない髪の疑問に答える「教えて店長!」
というコーナーがあります。
そして玖美さんは「時間を短縮したい」というご希望もありましたが、
「もうネタが尽きてしまって」ということもお悩みでした。
スタッフ紹介も、好きな●●とか、最近気づいた●●、というオーソドックスなことはやり尽くし、
どうやったらもっとスタッフさんのお人柄が伝わるか、ということを考えていたそう。
これはライター全般ではなく、私だけかもしれませんが、
私はお題を考えるのが大好きなんです。
その人のお人なりを知る質問を、普段からしているので、
「この人のこういうところ気になる~」と永遠に出てくるんです。
ちなみにこれまでやったお題は
「初めて買ったレコードの思い出」
「東京2020、このシーンに感動!」
「私の梅雨の楽しみ」
「ちょっと早いけど…私の年末の過ごし方」
「印象に残る、あの人との出会い」
玖美さんによれば、お客様とここきっかけで話が弾むこともあるそう。
特に私は勝手に
「玖美さんは元気で活発・アウトドアが好き」
「先代は現役の美容師で純烈の熱狂的ファン」
「内藤さんはお料理が得意でお酒も好き」
と勝手にブランディングしてきたので、そういう話題で盛上がるようです。
こういう手法は、中小企業さんのスタッフブログなどでも使えるかな…といろいろ目論んでいます。
●まとめ●
ライターを活用して、
文章作成の時間を手放そう!
このように、ライターに頼むと「時間がかかってしまう文章作成の時間」が、
大幅に短縮されます。
ひとつ手放すことで、精神的にもゆとりができるので、
本来自分がすべき仕事に、全集中できるということですよね。
そんなわけで、お試しでもいいですし、私じゃなくてもいいので、
ライターをもっと気軽に活用して、細かな仕事は丸投げし、あなたの本来のお仕事の時間を作りましょう!