11/20日曜日に、横浜のレンタルスペースまたはzoomにて、
「ライターが直接する取材イベント」を行うことになったのですが、
お陰様で先日満席になりました。
ありがとうございます。
今回最後の枠に「まだ空いてるなら」と入ってくれたのが、
なんと大学時代の仲良しのお友達。
今は横浜に住んでいます。
今日はそんなことから始まり、
最近考えてきたことをつらつらと記録しておきます。
あまり面白いブログではありません(苦笑)
彼女とは学部が同じで、ひょんなことで親しくなり、
ゼミが分かれてしまった4年生以外は、ほぼ一緒に過ごしました。
彼女とは早朝より2人でカラオケに行ったり、
私がちょっとしたケガで入院した時には、
毎日遠くからお見舞いに来てくれました。
中でも当時大ブームだったスキーには、
もう数え切れないほど、一緒に行きました。
バブルだからこその思い出だなあ…。
見せられない写真がたくさんありそう(笑)
25歳を過ぎたあたりから、お互い仕事が忙しくなって会わなくなり、
その後彼女は結婚し、旦那様の転勤で日本全国を転々。
たぶん10都市は行ったと言っていました。
年賀状はほぼ毎年違う住所からで、傍目に見ても大変だなと。
よく「困難は打ち勝てる人にしか来ない」と言われますが、
私が彼女の立場だったら、きっと2回目くらいで
「また! もう一人で行ってよ。子育てもあるし引っ越し面倒」
って言っちゃうと思います。
でもそういうところにご縁があった人は、やっぱり乗り越えられるんですよね。
もちろんきっと大変だったと思う。
でも、それを糧にして、転勤が多い場合のコミュニケーション術、
なども教え、今はいろいろな方の心の支えとして活躍しています。
最近「なにかもやもやする。客観的な意見が聞きたい」
そんなふうに思っていました。
そこである方に相談したところ、自分が下調べしていなかったのがあれなんですが、
想像していない結果になってしまい。
背中を押してもらったのはいいのですが、
どこかでしっくり来ないと思ってしまったのです。
結局、まずは心を静かに整えないと進めない、
そう思って、SNSを見るのを辞めました。
思い切って、スマホからはログインできないようアンインストール。
スマホ依存にはなっていないと思っていたけれど、
結構毎日見てたんだなと、辞めてから納得。
結果、数日で、何とか心の平安を取り戻しました。
そして今日は、もう20年もお世話になっている恩師に、
ふと会いたいと思い、話をしに行きました。
時は天赦日。
そのタイミングもよかったのでしょう。
先生は、
そもそも人間は自由に好きに生きていいのに、
長い歴史の中で「ピラミッド式であると都合がいい」
ということで、世の中のスタイルが決められてしまった。
そんな「宇宙の仕組み」を、先生は話されていました。
ちなみにスピリチュアル的なことではなく、
どちらかというと物理や哲学に近いことで、
先生は大人になってから大学に進学されたような方なので、
説得力がありました。
20年前、私が先生と最初に出会った時も、
「親でも先生でもなく自分の気持ちを優先していい」
ということを言われ、ずっと親の顔色をうかがっていた私は、
「本当にいいのかな…」というところからはじまり、
少しずつ本来の自分を取り戻していったように思います。
前述の彼女は、今とても活躍しているようで、
朝から晩まで働いています(そう見えるだけかもしれませんが)。
きっとできる人だから、そういう課題が与えられたのでしょう。
では自分も彼女みたいに活躍したい、
そう思った時、同じことができるかと言われると「うーん」
と思ってしまいます。
私は書くことが大好きです。
それを発信していますが、中には
「だから何だ、あなたに書いてもらって、何か数字として結果が出るのか」
「やりたいことはわかったけど、それに対してお客さんの未来を描けるの?」
そんなふうに言われることもあります。
小心者なので、めちゃくちゃ気になります。
言われていることは正論ですし。
でも違うところからは
「話を聴いてもらえるだけでよかった。自分の今までが肯定できた」
「心にじんわり響く文章を書いて欲しい、そういうことが得意だよね」
と言ってくれる方もあります。
私がなりたいのは、後者。
両思いの仕事をして、その方々に「よかった」と言ってもらえる。
きっと、私はそれだけでいいのだと思います。
こういうやり方は、成功しているとはいえないでしょう。
三木清さんの「人生論ノート」では、
「成功することを幸せと定義した時点で、人は幸せではなくなった」
というような記述があるそうです。
活躍していること、
メディアに出ていること、
「満員御礼」を発信すること、
目立つこと。
どれもわかりやすいので、誰もが心のどこかで、量の差はあれ
「すごいな」「羨ましいな」と思うと思います。
少なくとも、私はとても羨ましいです。
やりたいことと、やれることと、お金になること。
起業をしていくと、毎日やることがたくさんあり、
そして仲間や知り合った人たちが上手に発信しているので、
つい焦り、自分は何をしたかったのかを忘れてしまいます。
お金が定期的に入る方がいいのなら、会社に入ればいい。
でもそうじゃない道を選んだのなら、
自分が無理なく楽しく過ごせるようになりたい。
20年を迎え、そしてお友達の活躍や過去を見て、
いろいろな方の意見を聞く中で、なぜか生じた迷い。
また、過渡期にきているようです。