この数日で、SNSを中心に話題が集まる「Clubhouse」。
ごく簡単にいえば、「音声版Twitter」。
実は私も昨日(2021年1/29)に知りました。
1.一番の魅力は「招待制」という信頼感か
Clubhouseの一番の魅力といえば「招待制である」ということでしょう。
そのため身元がはっきりしている人と、深い話ができる。
特にビジネスの上では、集まらずに意見交換することができ、コロナ禍としては便利なツールかもしれません。
しかし逆を返せば、誰かの招待がないと参加することができません。
今日現在、私も参加できていません。
「やってみたいけれど、誰も招待してくれない…じゃあ買えるのでは?」
とさっそく調べて見たところ、やはりメルカリで売っていました。
私が見た時には4000円のものが売り切れていましたが、8,000円で買ったという話も聞きました。
2.こんなやり方で参加が可能!
今回、やり方を知りたくこのブログを見てくださった方のために、動画のリンクを貼ります。
しかしこちらは現在(2021年1月30日19時現在)、iPhoneのみとのことで、その後「資金が集まったので、今後Androidも紹介なしで参加できる」という情報を得ています。
3.「紹介制」から見える「選民意識」
1/30の朝、facebookを開くと、10人に一人はClubhouseの話題を投稿していました。
内容としては
- 紹介もらったので早速やってみた!
- 知らない人から来たけれど、これはなに?
- やりたいのに紹介が来ない!
- やりたいから紹介して!
の4パターンでしょうか。
この4つの根底にあるものを感情に表わしてみると、
1は楽しさ、
2は嬉しさと若干の誇り
3は焦り、羨望、嫉妬
4は1~3がない交ぜになり、人それぞれ
という感じかと思います。
メルカリでも販売されているように「やってみたい」という人がいるのは明らかです。
これは、20年くらい前に流行った、mixiと同じ性質のものではないかと私は考えています。
つまり、他のSNSと違って「やろうと思った時に誰でもやれるわけではない」
ひいては「選ばれた人だけができる」という図式。
今後は、経済的な観念が変わり、誰もが自由に生きる「風の時代」が来るとのことですが、若干の逆行感を感じるのは私だけでしょうか?
この数日であっという間に広がったということは、
「私もやってみたい!」という前向きな気持ちはあるものの、
「私も選ばれたい」という気持ちがあるように、私は感じています。
事実、Clubhouseを最初にやった日本人の方が語っていたのは「当初が5,000人限定で実験され、名だたる著名人が名を連ねていた」そう。
またfacebookでも「今日、招待をもらってClubhouseやってみました」という投稿に対しては
「さすが、○○さん!」および
「私も招待してほしいです」
というコメントが付いていることが多く、関心の多さを示しています。
4.招待状は何日後に届くのかを計算
では、私のところに招待状が届くのはいつになることでしょうか?
今、Facebookで実験していますが、自分で概算してみました。
まず最初の人数を2人と計算して、それぞれが2人を招待(現在2人しか招待できない)するとします。
ここからは単純に2を乗数で計算していきます。
日本の人口が約1億3,000万人として、2の乗数の答えが最もこの人数に近くなるのが、2の27乗。
もし「自分の他に2人を招待する」という行為が、1日に3回されたとしたら、単純計算で9日経てば、日本人全員が招待を受け取れることになります。
ということで、10日以内に私のところに招待は届くでしょうか。
結果が楽しみです。
【追記】投稿後、3人から招待状をいただきましたが、やはりAndroidでは現状不可能らしく、見守っている状態です。
まとめ
今回は、新しいツール「Clubhouse」を紹介するとともに、私の見解を勝手に述べてみました。
正直、10日もすれば国民全員に紹介状がゆきわたり「私もやっている」という認識に変わるでしょう。
しかし、すでに参加している人は、軽い優越感に浸っているのではないか、と感じているのも事実。
正直、ちょっと羨ましくはありますが(苦笑)、自分自身はTwitterですら合わなくて、3回もアカウントを削除しているため、いざ招待状をもらったとしても、うまく活用できないかもしれません。
そしてClubhouseは「やっている」ということではなく「いつ始めたか」ということが一番のポイントになるのだろうなと、ぼんやり考えています。
トップ画像引用元:https://www.huffingtonpost.jp/